沿革


我が国におけるアンモニア、メタノール工業発祥の地である下関三井化学。
培ってきた技術で連綿と道を切り開いてきた、下関三井化学の活動の軌跡を紹介します。

1924年アンモニア合成;日本初のクロード法操業開始。
1934年日本初のメタノール合成工場操業開始。
1937年尿素、ホルマリン、ヘキサメチレンテトラミン工場操業開始。
1955年木質系接着剤工場(ユーロイド)生産開始。(現在、(株)サンベーク)
1960年アンモニア、硫安、メタノールの生産を停止し、燐酸、燐安、エタノールアミン工場操業開始。
1961年トリポリ燐酸ソーダ工場操業開始。
1963年石膏ボード工場操業開始。(現在、チヨダウーテ(株))
1967年精製燐安工場操業開始。
1970年燐酸ソーダ工場操業開始。
1971年エタノールアミンの生産を中止。
1972年東洋燐酸(株)の大型燐酸工場操業開始。
1978年精製燐酸工場操業開始。
1981年

高純度縮合燐酸塩工場操業開始。

紙加工剤(ホープロン) 生産開始。

1985年アクリルエマルジョン生産開始。
1989年高純度燐酸カルシウム工場操業開始。
1990年三フッ化窒素工場操業開始。
1994年三井サイテック(株)彦島工場操業開始。(現在、オルネクスジャパン(株))
1997年

メチルアミン工場操業開始。

三井東圧化学(株)と三井石油化学(株)が合併し、三井化学(株)となる。

自家発電稼動開始。

2000年

下関三井化学(株)を設立。

(株)サンベーク 設立(木質系接着剤:スミタック製造設備)。

2001年三フッ化窒素大型増強完工。
2002年

WARM事業の上市(廃酸受入れ開始)。

フッ素除去剤[商品名:ノボロック]の実証プラント稼働開始。

2003年

WARM事業の汚泥回収設備操業開始。

ノボロックの初受注。

2005年エナジーメイト(株)との提携によるバイオマスボイラ-操業開始。
2007年

メチルアミン生産を中止。

日本無機リン化学会技術賞受賞。

アクリルエマルジョン生産を停止。

2008年

住友ベークライト(株)へ(株)サンベーク譲渡。

サンベーク下関製造部として受託生産。

紙加工剤(ホープロン)生産を中止。

下関ノーマイカーデー優良取組事業所認定。

2012年「クロード法によるアンモニア国産化史料」が国立科学館重要科学技術資料に登録。
2022年設立100周年