令和７年４月１４日に、下関西高等学校の文理探究科１年生７０名が来訪され、工場見学を行いました。

文理探究科は、探究的・発展的・先進的な活動を軸とした学習に取り組まれており、「西高海峡ディスカバリー」という地域学習の一環として当社を来訪されました。

今回は学校のリクエストを受け「リン資源リサイクル事業(※１)」について講演をしました。

▼「リン資源リサイクル事業」講演の様子

質疑応答では、「高品質のリン鉱石の産地が限られているのはなぜですか？」「リン鉱石価格の変動理由は何ですか？」「海水や動物の死骸からリンは回収できないのですか？」等、様々な角度から多くの質問がありました。

▼質疑応答の様子

専門的な内容が多い講演でしたが、深く理解された上での質問に加え、終了時間目前まで手を挙げる生徒さんの熱心な姿勢に、説明を担当した社員も感銘を受けました。

講演終了後、大型バスでの工場見学に移り、製品の製造工程・使用用途、原料鉱石を運ぶ長さ800ｍのベルトコンベアの紹介に加え、当社に隣接する氏神神社である彦島八幡宮から構内岸壁まで繋がる参道など、工場の独特な特徴も併せて紹介をしました。

▼バスでの工場見学の様子

あいにくの曇り空でしたが、生徒さんのおかげでしばし賑やかな構内となりました。

当社では今後も、このような社会活動に積極的に取り組んでまいります。

※ リサイクル事業：今後の当社事業戦略の重要な注力分野の１つ

昨夏にこの研究開発が無機リン化学会にて研究発表賞を受賞、今回はその研究についての講演依頼をいただきました。